自己破産と民事再生の違い

自己破産は、借金のすべてが免除される代わりに、自分が持っている財産を全部処分しなくてはなりません。そのため、自己破産を申立てる人が家や高価な貴金属を持っている場合は、それらの財産を手放さなくてはならなくなります。民事再生では家やその他の財産を残しつつ、現在の借金を圧縮してもらうことができるのができます。そのほか相違点としては、借金の原因がギャンブル等の場合は自己破産の場合、免責が不許可とされるケースもあります。

自己破産 民事再生
全額免除 (借金) 一部免除
売却処分 (購入した自宅) 残すことが可能
売却処分 (高価な貴金属等の財産) 残すことが可能
資格剥奪 (会社経営) 経営を続ける事が可能
資格剥奪・退職 (一定の資格・職種※) 継続が可能
ギャンブル、浪費など (免責不許可事由) 特になし

※資格剥奪・制限のある職種
弁護士・公認会計士・司法書士・税理士・行政書士・宅地建物取引士・株式(有限)会社の取締役・警備員・生命保険の外交員など

民事再生を進めるには

全ての財産を失ってはしまいますが借金を全額免責することができる破産と比較して、弁済を続ける民事再生の道は厳しい物はありますが、上記のようなメリットも大きいと考えられます。そのためには債権者に対して、なるべく民事再生案を納得してもらう必要があります。

数字はあくまで参考値ですが「債権者に対して破産の場合は財産を処分しても5%しか弁済できません。もし、再生計画を認めてもらえれば、5年間で15%返せますよ。」というのが基本的な進め方です。「もし、破産したら」というシミュレーションを行い清算価値保証を算出し、それよりも高い配当率を再生計画で示すことで、債権者の了解を得ます。

破産配当より低い再生計画しか示せなければ、民事再生は認められれません。
手続きは債務整理への経験豊富な当事務所にご相談頂ければと思います。

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